Essen Market Intelligence · Taxi Industry
TAXI MARKET ATLAS 2026
日本のタクシー市場を「台数・売上・乗車人数」で俯瞰するビジュアルダッシュボード。全数値は国交省・全タク連・各運輸局・各協会の一次統計に基づく(車両数=令和7年3月末、輸送実績=令和6年度)。詳細データ版は「タクシー市場 エリア別ダッシュボード」を参照。
調査日 2026-07-31出典 国交省 / 全タク連 / 東タク協 / 各運輸局対象 一般タクシー(ハイヤー除く)
年間営業収入
0 兆円
コロナ前比 96%まで回復
年間乗車人数
0 億人
コロナ前比 83%・回復継続
日車営収(1台1日)
0 円
運賃改定でコロナ前比+17%
01
市場の回復ストーリー
金額は戻った。量(人・台数)は戻っていない — 「単価主導の回復」
営業収入 × 乗車人数の推移(R1=2019年度 → R6=2024年度)
棒:営業収入(兆円) / 線:乗車人数(億人)。コロナ谷底(R2)から収入+59%・人員+42%の回復。
コロナ前比の回復率
R6年度 ÷ R1年度。収入はほぼ完全回復、人員と台数は未回復。
運賃改定(東京は2022・2024年に改定)で単価が上がり、金額ベースの市場はほぼ元通り。ただし乗車回数・台数は減少傾向が続く — 広告媒体としての「1台あたりの価値」は上がっている構図。
02
エリア勢力図 — 台数
東京1強。首都圏1都3県で全国の32%(令和7年3月末)
都道府県別 保有台数 TOP14(法人+個人)
濃い青=法人タクシー、橙=個人タクシー。東京の個人9,116台は全国個人の約36%。
法人個人
全国シェアの構造
192,413台の内訳(R7.3末)
東京 39,380台(20.5%)+神奈川・埼玉・千葉で 32.4%。ルーフサイネージの密度クラスター戦略(1都市30〜50台)と同じく、タクシー市場自体が大都市圏に極度に集中している。
03
マップで見る勢力図
円の大きさ=選択した指標、色=1台あたり年間乗車人数(効率)
タクシー台数 × 効率マップ(14都道府県)
クリック/タップで各エリアの詳細(台数・乗車人数・日車営収)を表示。色は常に「1台あたり年間乗車人数」。沖縄・静岡は乗車人数の公表データなし(グレー)。
円の大きさ
1台あたり乗車人数
7,000人/台以上(高効率)
5,500〜7,000
4,000〜5,500
4,000未満
データなし
円の大きさ=保有台数
–
–
データなし
04
乗車人数と「1台あたりの稼ぎ」
台数の多さ ≠ 効率の良さ。北海道・愛知は1台あたり乗車人数で東京を上回る
バブルチャート:台数 × 1台あたり年間乗車人数
X=保有台数、Y=1台あたり年間乗車人数(人/台/年・算出値)、バブル径=年間乗車人数。右上ほど「大きくて効率の良い」市場。
1台あたり年間乗車人数(効率指標)
乗車人数 ÷ 保有台数(R6年度・R7.3末から算出)
北海道(7,682人/台)・愛知(7,234)・神奈川(6,410)・福岡(6,189)が高効率。東京(5,917)は規模最大だが効率は中位 — 広告の「視認効率」は地方中核都市に分がある可能性。
05
日車営収 — 1台1日の売上
東京 6.2万円は全国平均の1.7倍。福岡交通圏は大阪を上回る
主要交通圏の日車営収(円/日)
東京=特別区・武三 R6年度(税込)。福岡・大阪=R6年度法人。京浜・京葉・札幌=R5年度速報。全国=2023年度。
東京 特別区・武三の稼働プロフィール(R6年度)
東タク協「東京のタクシー2025」より
東京のタクシーは1日25回・244kmを走り、半分近い時間が実車 — 路上露出時間が長い=車上サイネージの媒体価値が最も高い市場。
06
タクシー広告メディアの勢力図
車内サイネージは全国71,000台まで浸透。車上(ルーフ)は未開拓
TOKYO PRIME 全国71,000台
全国タクシーの約37%に車内サイネージ(2025年10-12月期媒体資料)
媒体別カバレッジ(台数)
タクシー広告の主要プレイヤー
デジタルサイネージ広告市場
デジタルインファクト調査。交通セグメントは最大カテゴリ(約4〜6割)
車内はPRIME・GROWTHが浸透済みだが、車上(ルーフ)サイネージは国内でWithDriveが先行独占。19.2万台の屋根はまだ誰のものでもない。